第291回 四原因説とテレオノミー

アーアアアーアーアアアー神様お願いだ、僕のあのブロガーに逢いたいのさ、アーアアアーアーアアアー神様つらいんだ、今日も待ったのに来なかった。こんにちは、大島雅己です。

何かプロジェクトを進める以上は、品質とコストと納期に目標をおいて、それを守るように進めるべきものです。しかしこれはあくまでもそのプロジェクトそのものに関する目標です。プロジェクトの本当の目的はプロジェクトを成功させることではありません。その先に何か達成するべき真のねらいがあるはずです。このことを我々はすぐに忘れてしまうのです。

例えばある大規模なシステム構築のプロジェクトに関わった時、品質もコストも納期も何とか目標通り守り抜いてゴールしたにもかかわらず、誰一人幸せにならなかったということがあります。みんな健康を壊して体はボロボロ、外注先の業者は倒産、そして何よりせっかく作ったシステムが売上増進に結びつかず無駄な投資になってしまったのです。

プロジェクトとしてはうまくいっても、それがもたらす効果がマイナスになるということもあるのです。とすると最初の目標そのものが実は間違っていたのかもしれません。

バンドで曲を演奏する時の目標なんてあまり立てることはありませんが、どうなったら成功なのか、考えておくのはいいかもしれません。ライブハウスの観客動員。演奏レベル。CD売上。あるいは特定のお客さんが喜んでくれることかもしれませんね。

<今日の本歌>
ザ・テンプターズ『神様お願い』

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