第266回 準完全数とエクイティ・ファイナンス

長い巻き毛がもうくたびれて、始発の帰り道、少しベッドで眠ったら、またブログを書きに起きなければ。こんにちは、大島雅己です。

人は何かに不足を感じることで、それを埋めようとしますね。これが足りない、ここが抜けてる、ここに穴が空いてる、じゃあ何かで埋めなければ!

その感覚はごく正常だと思います。では、その逆のシーンはどうでしょうか?
ここが余っている、ここに過分がある、ここに無駄な山ができている、じゃあこれを削らなければ!

いや、けっこう、我々は、不足には敏感で、過剰には鈍感な気がします(そんなことないですか?)。余分にあるなら結構、そのままいただきますよ…という感じでそのままスルーしているのではないでしょうか。本来は、不足は不足で、何がどれぐらい不足なのかを見極めること、それと同様に、過剰なものを正確に把握して、何がどれぐらい過剰なのか、確かめることだと思うのです。我々は結構、不足が補われると、それでよしとしてしまう傾向がある気がするのです。

音楽ではどうでしょう。曲をつくる時、もっといろいろな要素を足したいなと思うことは多いですが、これはいらない、あれは余計だ、と、不要なものを引き算していく視点もとても大事なのです。

<今日の本歌>
レベッカ『モーター・ドライヴ』

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